全国硬筆コンクール
トップ 特別賞受賞者「文部科学大臣奨励賞」受賞者謝辞  

MENU



「文部科学大臣奨励賞」受賞者謝辞

謝辞


  この度は文部科学大臣賞という大変名誉ある賞を頂き、驚きと感謝の気持ちで一杯です。

 私は小学校一年生の時、きれいな字が書けるようにと母のすすめで書写教室へ通うようになりました。初めて硬筆コンクールで特別賞に入賞したのは、小学校三年生の時でした。それ以来毎年特別賞に入賞させて頂き、大変うれしく思っています。中学生になって運動部に所属し、部活の責任者と言う重大な役になった事も重なり、書写の練習時間が思うように取れなくなりました。又、今年は更に受験勉強も加わり、何に重点を置けばよいのか悩みました。その時、先生から今年四月から名古屋で全国講習会が始まるよ、折角の良い機会だから参加してみないかと声をかけられ、両親とも相談して参加する事を決めました。部活の顧問の先生も書写への取り組みを理解して下さり、セミナーやサマースクールに参加する事ができました。しかし部活も夏の大会が最後という事で練習が厳しくなり、体は疲れ、眠たくて仕方がありませんでした。教室へ行っても気持ちが入らず、先生に叱られてばかりでした。又、受験勉強をしていても、コンクールの事が気になり、コンクールの課題を書いていれば周りの友達は今頃勉強をしているのだろうと焦り、頭も心も落ち着く事ができず涙が出た事もありましたが、先生に「晴香だけじゃない、皆同じだ。」と喝を入れられ、目が覚めた気がしました。それからは勉強時間が長くとれなくても短い時間に集中し、少しずつでも課題の練習が出来るように練習用紙を家に持ち帰り練習を重ねました。

  今回この様な素晴らしい賞を頂けたのは、先生が叱咤激励し、私の良いところも悪いところも全て長い目で見て、愛情を持った指導をして下さったお陰です。そして「書く」という事が私の生活の一部になり、投げ出さずに続けてこれたのだと思います。コツコツ書き込むという努力は色々な事へ通じると信じ、これからも何事においてもくじけず、あきらめず、一生懸命頑張って行きたいと思います。

 好きなことを続けられる幸せな環境を作って下さった部活の顧問の先生、書写教室の先生、そして辛い時にはいつも励ましてくれた家族の支えに心から感謝しています。最後になりましたが、審査にあたられた先生方、大会関係者の皆様、本当にありがとうございました。

平成19年10月21日


静岡県浜松市立北星中学校3年
杉浦 晴香